サロンのショート動画の作り方

サロンの方は集客のためのSNS活用に非常に力を入れていらっしゃいます。インスタで未来のお客様へリーチができること、サービス内容を伝える手段としてのSNSをしっかりご理解されているからこそと思います。では、サロンの紹介動画はどのように作成すればいいのでしょうか?

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「自分たちが伝えたいこと」と「みんなが見たいこと」

自分たちのこだわりや施術の良さ、メニューや立地、雰囲気など、スペックや想いを伝えたいと考えます。

一方、SNSでサロンを探している人にはお悩みの深さによってグラデーションがあります。実際に課題を実感していて条件も決まっている「いますぐ層」、どこかいい感じのサロンがあったらいいなとぼんやり思ってる「そのうち層」、そもそも自分のお悩みがサロンで解決すると知らない「まだまだ層」。
「いますぐ層」はSNSでの検索と同時にホットペッパービューティーを活用することが多いです。では、サロンの紹介動画はどの層へ届けることを意識する必要があると思いますか?

SNSで動画を活用するなら「そのうち層」「まだまだ層」へ届けたい

お悩みがはっきりしてる人には広告が強い

すでにお悩みがはっきりしている「いますぐ層」には広告が強いです。その代わり、人数は限られます。一方、SNS運用が効果を発揮できるのは「そのうち層」「まだまだ層」へのアプローチです。いますぐ層に比べてターゲットの人数は一気に増えますが、行動に移してもらうまでに時間がかかります。

動画を作る意味

「そのうち層」「まだまだ層」へアプローチする場合、いきなりサロンの特色や想いを伝えても、まだ検討段階にすら入ってないのでそういう動画はスルーされていまう確率が高くなります。では、どういう動画を作ればいいのでしょうか?
それは、みんなが見たいと思っているショート動画を作ることから始まります。
例えば、エステサロンだったら気持ちよさそうに施術されている様子、ネイルサロンであればガサガサの手が爪の育成でキレイな手元になっていく様子など、「どう見ても気持ちよさそう」「どう見ても効果が出てる」という動画は思わず手を止めてみてしまいます。大切なことは、日常でサロンのことを全く考えてない人も思わず見てしまう動画という点から考えることです。

そこからアカウントに来てもらいプロフィールを見てもらう

こんなところにいつか行きたいなと思ってフォローしたり保存したりする

また思わず見たくなるリールが流れてきた

予約してみようかな

という流れになります。

サロン紹介動画として、情報提供という位置づけであればありったけの想いを込めて作成されると良いと思います。しかし、そこにSNSでの投稿や拡散性を持たせられるのであれば企画段階から考える必要があるのです。

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